リッツカールトン京都をご紹介したいと思います。
鴨川沿いの西側に低層の建物で、リッツカールトン大阪とは全く違う雰囲気です。
低層なのは建築基準法の高さ制限のためと思われますが、地階に光が入るように、非常にうまく設計されています。
内装は「源氏物語」をテーマにしています。イタリアンの横にある絵は、斜めの角度から良く見ると、光源氏が浮かび上がって見えてきます。
特に圧巻なのは、ガラスに反射して浮かぶ「月」です。月は細かい刺繍があり、反対側にあります。
日本人は、月に物語を感じる感性を持っています。
源氏物語は、1000年前の平安時代の文学作品です。作家は女性です。日本はよく男性社会だと言われますが、ヨーロッパよりもずっと先に、女性が第一線で活躍する女性社会でした。
源氏物語は、日本文学の最高峰です。以後今日に至るまで、源氏物語を超える作品は、日本にはありません。
リッツカールトン京都には、数名の外国人マネージャーが駐在しています。彼らは、ホテルマネジメントの本当のプロです。日本人スタッフは、この数名のプロフェッショナルの下で適切に管理されています。
リッツカールトン京都は、日本が誇る歴史と、ヨーロッパの技術が力を合わせた、チャーミングなホテルです。