「冬でも暖かい」という事が、住宅の価値を評価する上で、最上位に来る重要事項です。
ところが外国人にとって、日本の住宅は、冬とても寒いという問題があります。暑い東南アジアからこられた外国人だけでなく、北米や北欧など寒い地域から来られた外国人の方にとっても寒く感じます。
私は北海道に高校時代を過ごしましたが、北海道は、屋外は寒いものの、建物の中は大阪や東京ほど寒く感じませんでした。
賃貸マンションは、建築コストを抑えるため、内装の床壁天井に本来入れるべき断熱材が入っていないことがほとんどです。床・壁・天井に断熱材がしっかりと施工されているのと、断熱材が施工されていない一般の賃貸マンションでは、住む快適さが雲泥の差です。
このことは、一般の施主の方も賃貸の入居者も、知識を持っていない方がほとんどです。実は、施工会社が、施工を楽にするために断熱材を入れる作業工程を手抜きするケースも少なくありません。
戸建ての場合、1階の床下が土のままになっている物件も多くあります。昔の住宅は土のままで、土の上に木造住宅を建てていました。したがって、床板をめくると、野原の土の同じです。
この土の上にコンクリートを流して「ベタ基礎」にすることによって、寒さをある程度防ぐことができます。建設コストをかけると木造戸建て住宅も床下をコンクリートにすることができます。
しかしそれでもコンクリートは冬冷たくなり、夏は暑くなります。
そして、建物もコンクリートでできていますので、コンクリートが冬に冷たくなると、室内は寒くなります。物件によっては、冬はマンションの建物の外にいる方が、マンションの建物の中にいるよりも寒いこともあります。建物の躯体のコンクリートが冷たくなるからです。
そこで重要になるのは、エアコンなどの空気を温めるヒーターと、「寝具」です。
(1)かけ布団を2重に重ねる。
弊社がご提供しているかけ布団は、①夏用のかけ布団1枚と、➁春・秋用のかけ布団1枚を、パッチンと重ね合わせることで、冬用のかけ布団になります。2重にしてから、その上にかけ布団カバーを1枚でまとめます。
重ね方→冬のふとん – 外国人駐在員・外交官向け 高級住宅 (dios.co.jp)
(2)かけ布団に毛布を1枚追加する(VITGROE)
VITGRÖE ヴィートグローエ 毛布, ホワイト, 150×200 cm – IKEA
(3)かけ布団カバーを、シーツから毛布のカバーに変える
KRANSSALVIA クランサルヴィア 掛け布団カバー&枕カバー(枕カバー2枚), ホワイト, 200×200/50×60 cm – IKEA
(4)敷き布団に毛布をさらに1枚追加する
(5)敷き布団の毛布を、「電気毛布」にする
私のおすすめは、(5)電気毛布です。
私はこの電気毛布が大好きです。
電気毛布が身体に悪いと感じたことはありません。
暖かくて、睡眠時間が長くなります。冬に眠れないのは、寒いことが原因していることが多いです。寝具が暖かいと良く眠れます。
電気毛布を使うと、朝ベッドから暖かくて心地良いためベッドから出たくなくなります。
電気毛布があれば、冬の寝具の問題は、完全に解決します。