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エキスポ2025 パビリオン建設の隠された課題:仲介ブローカーの存在

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リッツ・カールトン大阪では、今年もロビーに華やかなクリスマスツリーが飾られました。しかし、この祝祭的な雰囲気とは対照的に、エキスポ2025の外国パビリオンの現状は、まだ一つも着工されていないのが現実です。2023年のクリスマス時点で、着工開始された外国パビリオンは全くありません。

外国パビリオンの建設遅れには、以下のような要因が挙げられています:

1. 建築材料の価格上昇。
2. 熟練労働者の不足。
3. 日本と外国のチーム間の言語障壁。

しかし、建設の専門家は、これまであまり注目されていない重要な問題を指摘しています:
4. 外国政府と日本のゼネコンの間に数多くの仲介ブローカーが存在し、直接的なコミュニケーションを妨げている。

この最後の点は特に問題です。多くのブローカーが関与し、建設プロセスの障害になっているように見えます。

私の経験からすると、これは建設に限らず、エキスポの準備の他の側面でも同様の中間業者の動きが見られます。これらのブローカーは日本国内だけでなく海外からも来ており、しばしば必要な専門知識を欠いており、建設プロセスの円滑化よりも手数料に焦点を当てているように見えます。

もしこれらの中間業者が円滑化の役割を果たさず、むしろ建設を遅らせているのであれば、重大な懸念が生じます。効率的なコミュニケーションチャネルを確立し、不必要な中間業者を排除することで、建設とエキスポの準備をタイムリーに進めるべきではないでしょうか。

#エキスポ2025 #建設遅延 #仲介課題 #直接コミュニケーション #パビリオン建設 #グローバル協力 #効率的管理

桜島の工事現場とExpo 2025会場の建設課題

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この写真は、桜島にある私の工事現場から撮影したものです。私はここで大工として現場作業をしています。建材を購入し現場に搬入する作業は、大変な重労働です。重い物を運ぶ作業は、10メートル短くなるだけで、ものすごく苦しみが軽減されます。

そのため、建材を積んだトラックを、できるだけ近くまで近づけます。写真の通り、私の工事現場の前には、広い道路があり、これがとても助かっています。

一方、Expo会場の夢洲は、道路がまだ整備されていません。さらに、下水管などのインフラがまだ配管されていないようです。下水管は、道路の下に埋め込むので、下水管の配管が完成するまで、道路の上を舗装することができません。舗装されていないガタガタの上で、重い建築資材を運ぶ作業は、非常に苦しいと思います。

つまり、夢洲では、建設作業が遅れているのではなく、建設作業を行うための環境づくりが遅れているのだと思います。

#建設課題 #桜島現場 #Expo2025 #インフラ整備 #重労働

 

 

ビジョンステートメント

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ご覧いただきありがとうございます。株式会社ディオスは、ビジョンステートメントの作成を行いました。以下、新たなビジョンステートメントの内容をご紹介します。

ビジョンステートメント: ディオスは、豊富な経験と技術を駆使した細やかなサービスを通じて、お客様や関係者の皆様に対し、あたたかい思いやりの心を提供します。

ビジネスとは商品やサービスを提供することであると一般に考えられますが、私たちはそれを超えて、「心」を提供する会社を目指しております。もちろん、「心」というのは抽象的な概念ですから、具体的な商品、サービス、行動に具現化しなければなりません。それにもかかわらず、私たちが最優先するべきは商品やサービスではなく、「心」であると確信しております。全てのお客様が、私たちの商品やサービスを通じて、心からの思いやりを実感していただけるような存在でありたいと考えております。

また、ディオスは30期を迎えました。私がこの会社を創業してから既に30年が経過しました。しかし、この重要な節目にあたり、私は深く反省しております。過去の私の経営方針が間違っていたことに、ようやく気付かせていただきました。

当社と契約を頂いているお客様に対しては、私たちは丁寧なサービスを提供して参りましたが、当社と契約していない、他社と契約されているお客様に対しては、サービスを提供することがありませんでした。それはビジネスだから当然だと考えていました。しかし、その考えは、ディオスの今後の経営方針からは排除されます。

全てのお客様、全ての従業員、全ての関係者の皆様に対して、ディオスは心からの思いやりを提供しなければなりません。これが私たちのコアバリュー、そして新たなビジョンです。

今後とも、株式会社ディオスを何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社ディオス
代表取締役
深井正博
2023年5月28日

夢を与える不動産

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建物は、所有者の人格を非常に表現します。建物を見ると、所有者がどんな人か手に取るように分かります。お手入れが行き届いている建物の所有者は、全ての面できちんとされた立派なオーナーさんです。

この度、ディオスは、外部工務店を一切使わずに、築20年のマンションをリフォームをしました。新築のように綺麗に昨日仕上がり、今日から賃貸募集広告を始めます。

ディオスは、不動産には、「夢」がなければならないと考えています。人間がどのような建物の中で暮らすかによって、入居者の運気が変わり、健康状態まで変わると言っても決して大げさではないと思います。

散らかっている部屋に住んでいると、鬱病になると言われています。片付けができないと、生活の流れが悪くなり、入居者のストレスがたまります。反対に、きちんと整理整頓されメンテナンスが行き届いいた建物に住むと、生活の流れがスムーズになり、運気があがるのです。私は、このことを「命の流れ」と呼んでいます。

禅寺では、トイレのスリッパが真っ直ぐに整えららていて、畳の上に塵ひとつないほど清掃が行き届いています。このようにして、「命の流れ」が生まれることを、古来宗教家は理解していました。

残念ながら、日本の不動産は、夢も希望もありません。建物のリフォームは、−100点と0点の間の議論のみがなされ、0点から100点までの間の話をする余裕がなく、いっぱいいっぱいというのが現実です。つまり「デザイン」は、0点なのです。日本の100%の賃貸マンションは、デザインと呼べるものは全くありません。

ディオスは、入居者のお客様に、夢をお届けしたいと思います。

カーペット(フェルトグリッパー工法)

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日本の賃貸マンションの寝室の床は、クッションフロアが多いです。カーペットを貼っている場合でも、タイルカーペットが大半です。

グレードの高い分譲マンションや、ホテルなどでは、カーペットを敷き詰めていることがあります。このカーペットをお部屋の隅々まで敷き詰めることを、「フェルトグリッパー工法」と言います。

「フェルトグリッパー工法」とは、コンクリートの床とカーペットの間に、「フェルト」が挟まれています。フェルトの上に、カーペットを敷きます。

カーペットは、「グリッパー」という針に引っ掛けます。寝室の周りに針があり、カーペットを引っ張って針に止めるのです。そのため、カーペットはシワが生まれず、一枚だけの美しい床ができます。

この一枚のカーペットを、美しくピンと伸ばすのは、職人のテクニックが必要です。「キッカー」という特殊な道具を足で蹴りながら、カーペットを引っ張って、針に固定するのです。

タイルカーペットが多く採用されている理由は、施工が楽であることと、カーペットが痛んだり汚れたりした時に、その一部だけ張り替えることができるためです。

クッションフロアが多く採用されている理由は、安価であることと、やはり施工がてきる職人が多くいるためです。コンクリートの上に直張りのクッションフロアは、冬は冷たく、また固いです。

日本の賃貸マンションは、タイルカーペットとクッションフロアしか無いので、我々日本人は、もう慣れてしまって、特に違和感を感じることがありません。

しかし、ひとたびフェルトグリッパー工法によって施工されたカーペットを体験すると、その柔らかさ、足の肌触り、美しさ、暖かさに感動します。

また、集合住宅では、階下に音が響かない、というメリットもあります。

残念ながら、フェルトグリッパー工法の施工ができる職人は少なくなりました。このため、古いカーペットがそのままになっている高級マンションが多くなりました。

当社は、フェルトグリッパー工法による美しく心地よいカーペットを施工する技術を持っています。是非、快適なカーペットをご体験ください。

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喜んでもらえるかな。

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新しい外交官のお客様に、マンション物件をご紹介し、弊社の家具をコーディネートして搬入しました。

家具のサイズと色と価格を確認して、重い荷物を運び、ベッドメイクをし、段ボールを廃棄し、ゴミ捨てをし、ミスを絶対にせず、一日でセットします。

「喜んでもらえるかな?」

これが私たちの願いです。

現場仕事をする労働者は、重さ、危険、厳しさ、苦しさを皆で共有しています。

お客様の笑顔が、私たちの大きな喜びなのです。

大阪の住みたい地域ランキング

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大阪の住みたい地域ランキング

1位 天王寺区

2位 箕面

3位 北区

大東建託さんの調査結果の記事→こちら

住宅は郊外から都心に移動する傾向があると思います。人口の移動に併せて、都心の住環境を整える開発が進んでいます。

製造業が中心であった時代の用途地域の都市計画は、知識情報化時代には合わなくなります。

都心に住んで、働いて、遊んで、人と交流する。働く場所は、工場ではなく、オフィスでもなく、都心のカフェが良いというのが知識情報化時代のライフスタイルと思います。

ホースの取り付け工事

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ホースの取り付け工事をさせて頂きました。

水をバケツで運ぶと、途中の床が汚れます。ホースがあると、室内を汚すことなく、水をたくさん使うことごできます。

この商品は、園芸用品ですが、清掃に非常に役に立ちます。雨が降って汚れるところが綺麗になります。窓や網戸も、非常に綺麗にできます。

高圧洗浄機は、汚れが良く落ちますが、水が飛び散るので、使えない場所がありますが、こちらの商品はどこでも使えますので、大変便利です。

取り付け工事は、家のフロアプランとサイズを考えて、蛇口の形を考えた上で、しっかりと水が漏れないように取り付けをしなければなりませんので、なかなか大変だと思います。

賃貸住宅のハード面とソフト面

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不動産を選ぶ時には、目に見える物と、目に見えない物の、両方を見る必要があります。「目に見える物」というのは、建物などハード面です。「目に見えない物」というのは、その物件に入居した後に受けることのできる人間によるサービス面です。

賃貸アパートの場合は、不動産会社とオーナーによる管理サービスです。設備が故障した時に、迅速な対応をしてくれる物件がありますが、お客様へのクレーム対応が遅く何週間もかかる物件もあります。長時間待たされるのは、非常に苦痛です。不動産会社が、迅速な対応をしてくれると、非常に住み心地が良いものです。

また、不動産会社が大企業の場合は、無難かもしれませんが、個人的な人間関係は生まれません。システム化されたマニュアル通りのサービスは、それほど感動しません。数年すると担当者が変わります。長期的な人間関係はありません。むしろ小さい不動産会社の方が、人間的な暖かさがあります。また、小さい会社の方が、実は、小回りが利き、大組織の会社よりも、顧客対応が早い場合があります。「顔が見える」地域密着型の不動産会社が良いと思います。

建物の大きさなどハード面にお金をかけすぎて、サービスのソフト面にお金が少なくなると、「目に見える物」は成功したかのように思えますが、「目に見えない物」に不満が生じます。むしろ、ハード関連にお金をかけずに、ソフト関連にお金をかけた方が、結果的に満足度は圧倒的に高くなると思います。人間のサービスに勝るものはないからです。